【ツアーネタバレ無し】初めてポルノグラフィティのライブに行った人の感想を貰った

もう3か月ほど前の話になりますが、今まさに全国行脚中のポルノグラフィティ15thライブサーキット「BUTTEFLY EFFECT」に、初めて妹を連れて行きました。(参加公演:2017/11/25 札幌ニトリ文化ホール)

ポルノグラフィティは、ヒットソングと呼べる曲も多く、ネームバリューがあるだけに「有名だしちょっと行ってみたいな」と思う程度の人はけっこういるように感じる。しかし周りにも「昔聴いてたし行ってみたいけどね~」みたいな人はいてもなかなか実際に行った人はいない。

妹も正に「大ファンではないけど行ってみたい、けどどうしようかな~」タイプで、今まで何回も「やっぱいいや」となっていたが、今回やっと来てくれることになったので数日後に率直な感想を求めたところ、その感想が新鮮で面白かったのでその貴重な「初見ポルノ」をまとめておく。セットリスト等のネタバレはありません。

 

【妹について】

属性:今時の普遍的でおしゃれ好きな女子、成人済

普段聴く音楽:K-POP、洋ロック(GREEN DAYBeatlesなど)、少し邦ロック、クラシック

ライブ経験:韓国アイドルのドームコンサートなど

ポルノの知識

・「∠TRIGGER」くらいまではアルバムを貸していた記憶がある

・現在は「車やテレビで流れていたら聴く」程度

・ライブDVDは何も見ていない

・二人の人となりなどは全く知らない

・アルバムは軽~~く予習した

・好きな曲は「ギフト」

 

以下感想。(※「・」項目は妹のLINE原文ママです)

 

・背が小さい

始まった瞬間、開口一番「ちっちゃ!」とつぶやいていて、あまり席が近くなかったのでそれかなと思い、終演後「ごめんね席遠くて…」と謝ったら「いやドームとかと比べると全然近くて良かった。そうじゃなくて、身長!」と。

いや……どっちとは言わないが…!言ってやるな…!しかし慣れている側としては改めて思うことでもないので新鮮な感想だった。しかしファーストインプレッションが「わぁ~!」とかじゃなく「ちっちゃ!」て。

 

・歌うますぎて映像に見える

「やば…?!歌うますぎてペラペラの人間に見える」と2曲目あたりで言っていた。わかるよ…始まった瞬間は未だにそう思う時もある。ホログラム的なものに見える時が。よく「口からCD音源」と賞される昭仁の歌だけど、実際に聴くとやっぱり圧倒される。更に「CD音源からは大きく外れないようにしている」と本人が言っているように、変なアレンジとかを全然加えないスタイルなのが、その実力に輪をかけて「本物だ!」と思わせる効果を生んでいるのだと思う。よく「原曲迷子になるまで謎アレンジを加えるベテラン歌手」ってけっこういるけど、自分はあまり好きではないのでまだそっちにシフトしてなくて本当に良かったと思った。

 

・喋り方が芸人

ライブ通例の(脳内再生してください)「北海道の皆さん盛り上がってますか!」「盛り上がってますか!!!」「盛り上がってますか!!!!」「わしらが~~~~ポルノグラフィティじゃ!!!!」のスピード感に対しボソッと「『○○マン○○○○アワー』みたい」と一言。別にそうだと思っているわけではないけど言いたいことが非常にわかるので思わず笑ってしまった。じゃあ右の人はパラダイスかよ。あと、ポルノのMCの特徴である、方言丸出しのアットホーム感が珍しかったらしい。でも、失礼ながら、ポルノは特別MCが面白いバンドというわけでもないけれど、内輪感も強くないので程よいなじみやすさだったんじゃないかなと思っている。

 

・「えっ……?!」

これは例外で直接送られてきた感想ではないんだけど、晴一がMCで喋り始めた瞬間妹が発していた言葉。このえっ…?!に込められた意味が非常にわかるというか。晴一って、見た目もシュッとしてスタイルもいいし顔も小さいし、なんかスカしてるし渋いおじさんで、きっといい声なんだろうなと思ってたんだろう、多分。見た目から予想のつかない声を出すジャンルのおじさま晴一。

 

・知らない曲があってもたのしい

アルバムツアーということもあり、一番連れて行く上で不安だったのがメジャーな曲ばかりやるわけではないということ。事前にさらっとアルバムを聴いてもらってはいたものの、こう言ってもらえて安心した。

詳しく聞けてはいないけど「やっぱ歌がうまいから良かった」と言っていた。あと晴一のギターの弾き方がカッコよかったらしい。この「知らない曲があっても楽しい」というのは初見の感想として非常に大切なものだと思っていて、いくら自分が「絶対楽しいから!」と言ってもそれは好きだからどうしても「初めての感覚」では言えていない。

だけどこうして「ちょっといいなと思っている程度の人の『楽しかった』票」が集まっていくことで、自分も嬉しくなる。ポルノは曲がキャッチーで盛り上げ方も上手いってのはあるけど、今回のライブは特に、視覚的な効果や演出、進行がかなり練られていて、今まで何回も来た自分ですら物凄く新鮮な気持ちになれるライブだったので、尚更楽しんでもらえたのかなと思った。今後も安心して「ポルノは歌も上手いし演奏も安定していてカッコいいし盛り上げるのも上手くて楽しいから1回は見て」と言い続けられる。

 

・なんかわかんないけど二人ともエロい

個人的な表現の嗜好としては「エロ」に関する直接的な表現は安っぽくなるので嫌いなんだけど、あんなに小さいだの芸人だの言っておいた上で、なおかつ初見でこの感想が出てくるのが、もう「してやったり」。ここでいう「エロい」は俗に言う「性的に興奮する」とかではなく、アーティストとしての魅せ方がセクシーで色っぽかった(そこに更に大人の男の持つ武器の相乗効果がある)ということだろう。

特に今回は、最新アルバムから感じる「艶」がそのまま生でぶつけられた感じだったなと思っていたのでこの感想は嬉しかった。ポルノのライブは楽しくて元気が出る曲以外にも、暗い曲や、鬼気迫るプレイの荒々しさ、歌声やサウンドから色気を感じる曲もある。しかもそれが露骨にそう見せてるわけじゃなくて、エッセンス的に滲み出てるってのが良い。言ってしまえばもう妹からすれば40代のおじさん、MCは芸人チックだし噛むし方言丸出しで一人は地声が高い、それなのに「なんかわかんないけどエロい」という感想が出てきたのだと思うと、ポルノのパフォーマンスをしっかり見てくれていたんだなと咽び泣くしかない。

 

・思ったより熱い男

岡野氏のMCを受けて、「なんかバンドの人ってカッコつけてスカしてるイメージだったから、昭仁もそうだと思ってたら全然違った。『君たちに希望を!』とか『胸張って行け!』とか『あんたらは最高じゃ!』みたいな熱いメッセージ言うタイプだと思ってなかったから良いと思った。」

これ頷きすぎて首もげました。しかしこれもまた、慣れている人にとっては当たり前に受け取っているものだったと思う。あの言葉たちは、ポルノのライブの雰囲気やメンバーの人柄をほとんど知らなくても真っ直ぐ届くようなものだったんだと実感した。こういうのって、一歩テンションと言葉を間違えると、ちょっとイキった少しサムいような感じになるはずなんだけど、そうならずに受け取ってもらえたのがやっぱり嬉しかった。楽しくて面白くて色気があるけど最終的に熱い。それがポルノのライブなんだと思ってくれて良かった。

 

・歌うま

なぜか2回送ってきた。終わってからもしきりに言っていたのでそれだけ強く印象に残ったということなんだろうか。しかし「昭仁歌うまい」と「晴一カッコいい」は終演後連呼していた。個人調べなんですが、ポルノをぼんやりと知っている人が写真でも映像でも改めて二人を見た時に「晴一カッコいい」っていう率めちゃくちゃ高い。グッドルッキングガイ晴一。

 

他には、あれの間奏の掛け合いがカッコよかったとか、あの曲カッコよかったとか、あの曲好きなのに演出がダサいとか、色々屈託のない意見も貰い、最終的に「また行きたい」と言っていたので、また連れて行こうと思う。

自分が当たり前に慣れていることを、改めてここがこうで面白かった、楽しかったと言ってもらえるのが新鮮だった。特に熱い男のくだり。

ポルノのライブは本当に楽しい。もし少しでも興味があったら、ぜひ今後のライブに行ってみてほしい。今やチケットを取ることが過去より圧倒的に難しくなってしまっているけど、もし周りの人に誘われたらそれが一番のチャンスだと思う。その人も、絶対後悔させない保証のもと誘ってきているはずです。

 

BUTTERFLY EFFECT

BUTTERFLY EFFECT