【49人分】SideMのアイドルに歌ってほしいポルノグラフィティの曲【SideM】

SideMの新しいアプリ、サイスタがリリースされましたね!!毎日楽しく遊んでいます。この記事を書こうと思ったのはサイスタが発表されたニコ生の時だったのに、モタモタしていたらだいぶ経ってしまいました。

 

さて、何を言っているんだという感じだと思うので、今回の記事について少し説明します。

前回の記事でもたびたび出てきた先輩Pと話している時に、女の子のアイマスにカバー文化があることを教えてもらいました。

そして、私はポルノグラフィティが大好きで、十数年ファンを続けている人間でもあります。(2年半ぶりにツアー決まったの嬉しすぎ!!!!!)。そもそもこのブログが、ポルノのライブの感想等を書くために始めたものでした。

じゃあ、315プロのアイドルにポルノをカバーしてもらえば正しく最高なのでは?という、美味しい物と美味しい物を両方食べればもっと美味しいはずだ!という私欲の塊みたいなことを思いつきました。

しかし、私は気質が非常に面倒なファンなので、歌ってもらう上でど〜〜うしても譲れないポイントがあったりします。だけど、SideMのことも大好きなのでみんなに歌ってほしい。そんな自分との話し合い(傍から見たら全く無意味なシャドーボクシング)の結果、以下の基準で曲を選出してみました。

その人の声質に合っている曲を探す。

ポルノのボーカルは一人なのに対し、当たり前だけど315プロは49人のアイドルがそれぞれ違う声を持ち、歌う。私はそちらも大切にしたいため、なるべく無理なく歌える曲を探す。そのためにソロ曲を聴きまくった……ソロコレも助かった……。

”キャラソン”ではなくあくまで”カバー”という名目で考える。

ポルノはもちろんアイドルではないしアイマスとは無関係なので、どうしても私がイメージする”アイドル”が歌わないような歌詞もあるし、そのキャラにぴったりと合った曲があるわけではない。なので、なるべくキャラと歌詞の一致度はニュアンス程度で考えて、曲の雰囲気やメロディを優先して考える。……つもりだったけど、結局ほぼキャライメージ先行になってしまったかもしれないです。ご了承ください。

また、筆者は担当外のキャラクターに関してはまだまだコミュニケーション不足なので、こんなイメージじゃない!こんなキャラじゃない!という部分も出てきてしまうかもしれませんが、そこも許していただけると助かります。

 

「ポルノは好きだけどSideMって何?」という方が見てくださっているかもしれないので、各アイドルの紹介と各ユニットの曲の雰囲気がわかる公式のプレイリストを載せておきます。

sidem-gs.idolmaster-official.jp

 

 

www.youtube.com

 

本気で、真面目に考えたので、アルバム曲やカップリング曲からも選出していますが、「SideMは好きだけどポルノそんなに知らないよ」という方は、各音楽配信サイトにてサブスクで全曲聴けますので、ぜひよろしくお願いいたします!

前置きが長くなりました。ここからはバンバン曲を挙げていきます。アイドルファイル順です。

 

Jupiter(ジュピター)

天ヶ瀬冬馬(CV:寺島拓篤)/『アポロ』

アイドルとしてのキャリアも長く、アイマスという作品的にも古株でありながら常に進化を続ける事務所の顔という意味も込めて、ド定番&ポルノの代表曲でもある『アポロ』を歌ってほしい。歌詞アレンジで「ラヴ・E・メール・フロム………Jupiter、だぜ!」してほしい。

 

御手洗翔太(CV:松岡禎丞)/『Haert Beat』

翔太は声質が独特なのでかなり悩みましたが、若いながらどこか達観していて器用な彼には、「険しい顔しないで、僕たちと一緒に楽しもうよ!僕らは出会うために生まれて来たんだよ!」というこの曲を歌ってほしい!ノリのいいビートで弾むような曲なので、翔太の雰囲気にも合っているかなと。

 

伊集院北斗(CV:神原大地)/『狼』

個人的に、北斗はポルノの曲がめちゃくちゃ似合うと思います。やっぱ恋愛ソングでしょう!ということで、大人っぽさもあり、メロディ的にも彼のセクシーさが映える曲を。北斗のソロ曲の『ロマンティック・シェイカー』自体が逆カバーもいけるんじゃ?とも思う。かなり迷ったのはジョバイロ『Part time love affair』とか『東京デスティニー』とかも全部歌ってほしい。

 

DRAMATIC STARS(ドラマチックスターズ)

天道輝(CV:仲村宗悟)/『幸せについて本気出して考えてみた』

テンポ感が『THE FIRST STAR』にも似ている。こんだけ波乱万丈な人生を歩んでいる輝に《案外普通だし》と歌わせるのもどうかと思ったけど、それは事務所のみんなそうだしな…と思って考えないことにした。それよりも「幸せについて考えた時に、自分の顔を思い出してほしい」というメッセージを歌ってほしかった。輝には明るいだけじゃなく、年齢と経験を重ねた大人としての魅力があるので、こういう少しシニカルだけど希望のある感じの曲も似合うと思う。

 

桜庭薫(CV:内田雄馬)/『サウダージ

薫も、ものすごくポルノの曲が似合うと思っているからめちゃくちゃ迷いました。声質もそうだし、少しマイナー調で展開するメロディラインとかシリアスめの歌詞とか、そういう系統のポルノの楽曲に内包された雰囲気との親和性が物凄くあると個人的には思います。なので、一般的にもポルノ!って感じの曲を歌ってほしいのでこの選曲に。いっそ『アゲハ蝶』とかも良い。あとラテンビートとデジタルサウンドも似合うので『Montage』とかも迷いました。

 

柏木翼(CV:八代拓)/『天気職人』

偉そうに「歌詞はニュアンス程度」とか言っておきながら、どうしても空の曲を歌ってほしくて悩んだ…。翼の優しくて甘い声は、こういう少しファンタジーな曲が似合いますね。最初『空が青すぎて』にしてたんだけど、もっとハッピーな曲がいいなと思ったので『天気職人』に。でも、失恋ソング歌う翼に胸を痛めたい気持ちもある……。

 

Altessimo(アルテッシモ)

都築圭(CV:土岐隼一)/『何度も』

儚げな雰囲気ながらも、類まれなる音楽センスと芯のある綺麗な歌声を持つ都築さん。優しくて、でも寂しくて、あたたかい曲を選んでみた。心の痛みを現実とファンタジーの境目で包み込んだようなこの曲を、語りかけるように歌い上げてほしい。この曲に出てくる象徴的な登場人物は「猫」。《湿ったらいい音が出せないと猫が言う》とか、都築さんの口から紡がれてほしい歌詞がたくさんある曲。

 

神楽麗(CV:永野由祐)/『ヴォイス』

《僕の名前を呼ぶのは誰?》という問いかけから始まるこの曲。私はセカライの『Never end 「Opus」』を観た時に、アルテの2人がすれ違ったまま悩んで彷徨うパフォーマンスに息が詰まるほど感動してしまって、どうしてもこういう”導かれる”ような曲を探してしまった。自分の居場所。誰かの呼ぶ声。麗さんの若さゆえの青さ、瑞々しい感性で情緒豊かにこの曲を歌い上げてほしい。

 

Beit(バイト)

鷹城恭二(CV:梅原裕一郎)/『ROLL』

普段のクールで一歩引いたイメージとは違う、力強い歌声が印象的な恭二くん。恭二くんには、何かを渇望してひたむきに努力している姿というか、個人的に「渇いている」イメージがあります。それでいて内に秘めている熱さもあるというか。なので、けっこう内向的な曲が最初は浮かんで……『9.9㎡』とか『Search the best way』、『ANGRY BIRD』あたりもいいなと思ったんだけど、せっかくカバーしてもらうんだからどうせならも少し違ったアプローチはどうだろう?と思って、渇きの中に優しさを内包している『ROLL』にしてみました。

 

ピエール(CV:堀江瞬)/『瞬く星のように』

ピエールは声質がとても可愛らしく声が高いので、どんな曲にするか迷ったんだけど、爽やかで前向きなテイストなんだけど少しシリアスな雰囲気も含む曲調のものを選んでみました。《白馬には自分が乗る方がいい》という歌詞が、みんなの笑顔のために一生懸命がんばるピエールのひたむきさと、抱えた不安、それでも進んでいくと言う前向きは明るさを混ぜ込んだみたいな感じになるかな~と思ったり。

 

渡辺みのり(CV:高塚智人)/『Hard Days,Holy Night』

みのりさんには、どうしても直球のアイドル然とした曲を歌ってほしいという気持ちがあるんだけど、さすがにいくらポルノの幅が広いとはいえ、そういう曲を探すのが難しく。できるだけ可愛らしく、ノリも良く、シリアスじゃない曲を探した結果、これだ!となったのがハドホリ。この曲にはなんと途中にコーレスがあるのです!!イントロも少しパン!パパン!(いわゆるPPPH)ができるチャンスもあるし、歌詞的にはロマンチックではないけど「クリスマス」という舞台も似合っているし。歌いながら手振ってほしい!

 

W(ダブル)

蒼井悠介(CV:菊池勇成)/『メジャー』

タイトルにもなっている”メジャー”は、物差しの意。他人が作った決まりに従う必要はあるのか?自分の目指す未来は誰かに決められるものなのか?自由奔放で己の道を突き進む悠介にぜひ歌ってほしい。もう少しがちゃがちゃした曲がいいかな?爽やかすぎるかな~とも思ったけど、Wの2人って元サッカーのプロ経験者だし、可愛らしい面が強調されがちだけどそういう厳しい世界で勝ち抜いてきた大人な面もフィーチャーされてもいいと思ってて。だからあえて少し一歩引いた感じの曲でもいいかなと思って選んでみました。

 

蒼井享介(CV:山谷祥生)/『Rainbow』

カップリング曲ながら、天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会のテーマソングにもなっているこの曲。落ち着いた曲調ながら、力強くひたむきに努力し続ける人の賛美歌のようなテーマを持つ曲。WにはAFTER THE RAINという曲もあるし、2人のどっちもに親和性があるんじゃないかなとも思ったり。だからどっちにするか最初迷ったんだけど、『メジャー』が浮かんでから、真面目で冷静に、だけど熱い気持ちを胸にコツコツとがんばる享介にこちらを。

 

FRAME(フレーム)

握野英雄(CV:熊谷健太郎)/『愛が呼ぶほうへ

英雄は3人の中でもかなり色々迷ったんだけど、もう敢えてド直球な”愛”を歌ってほしい。そう思って、ポルノの曲の中でも有名タイトルを一つ。これは本人に寄せたというより、FRAMEのユニットとしての象徴というか、在り方みたいなことをイメージしたかもしれない。私、英雄の歌声好きなんですよね…。『ハートフルパトローラー』みたいな元気な曲も好きだけど、こういう曲で優しいあったかい気持ちになりたい。ちなみに、最後まで迷っていたのは『ブレス』

 

木村龍(CV:濱健人)/『君は100%』

龍くんには、明るい前向きさでとにかく誰かをストレートに元気づけるような曲を探して、タイトルまで直球ストレートな『君100』に。ポルノ的には当時賛否あった曲だけど、曲そのものとしては非常に分かりやすい、伝わりやすい、何より「上手くいかないよ~」って悩む描写から始まるってのが龍くんらしい、転んでも何度でも起き上がる感じがとても似合う。

 

信玄誠司(CV:増元拓也)/『カゲボウシ』

信玄さんでまず悩んだのは、声。男らしい低い声だから、ポルノの曲のキーを歌っているところが想像つかなかった…!その上で、多分この曲ならオク下とかでいけそうだし、信玄さんの持つ包容力、力強いあたたかさと親和性がある!と思ったのが『カゲボウシ』。正にメンタル属性!って感じの曲なので、言葉は無くとも優しく見守ってくれる、そっと寄り添って、折れそうな時には心を抱擁してくれる、そんな信玄さんが歌っているところを聴いてみたい。

 

(さい)

猫柳キリオ(CV:山下大輝)/『Ohhh!!! HANABI

キリオは唯一無二の歌声と特徴的な言葉遣いをするのでかなり悩んだんだけど、その華やかさと歌詞の”和”っぽさの親和性からこの曲を。アップテンポでライブでもタオルを回すような曲だけど、《下駄の音が軽やかに 濡れて裾の夕顔》《セルロイドのお面をねだった まだ帰りたくはないといじけた》など、曲の雰囲気と反して文学的な表現が出て来たかと思えば、突然キャッチーな言葉が出てきたりして、そのちぐはぐ具合がキリオっぽさもあるかなと。「さまぁどり~む ふぁいやぁ~わぁ~くす」って歌ってほしい。

 

華村翔真(CV:バレッタ裕)/『むかいあわせ』

まず”彩”というユニットのことを考えた時に最初に出てきたのがこの『むかいあわせ』。なぜかというと、ポルノの中でも珍しい、かなり和風に寄せたコード進行の曲だから。その中でも、歌詞の内容も合わせて翔真さんかなと。これもかなりメンタル属性の曲で、《もっと笑って話してごらんよ ずいぶんと曇った顔してる》って翔真さんに言われたくないですか?!となり即決。艶やかだけど優しくて、そっと見守ってくれる、そんな雰囲気の曲。

 

清澄九郎(CV:中田祐矢)/『横浜リリー』

先に言っておくと、九郎くんは『うたかた』と迷いました。考えてる時に、九郎くんってもしかして女性目線の歌詞が似合いますか…?!とひらめいてからこの2択に。『うたかた』の方はどっちともとれるけど、ちょっと湿っぽすぎるかなと思って、物語性の強いリリーに。九郎くん自身は女々しいとかじゃなく逆にとても芯の強い人だけど、その気質がしとやかながらも艶やかな表現をしてくれるんじゃないかな~と。かなりお気に入りの選曲。

 

High×Joker(ハイジョーカー)

秋山隼人(CV:千葉翔也)/『ギフト』

隼人の曲はスッと決まった。ポルノの曲の主人公には様々なタイプの人物がいるが、『少年~青年』の曲、若さゆえの危うさ、弱さを内包した煌めき、悩みを抱えながらも自問自答し生きていく…そういった魅力を持った曲が結構ある。その中でも、この『ギフト』は、隼人の持ついじらしい可愛らしさ、明るさの中にあるひたむきさとの親和性があるのではないかと。隼人の持つ『ギフト』は、彼を思いっきり輝かせることをきっと待っている。

 

冬美旬(CV:永塚拓馬)/『ゆきのいろ』

旬くんは、静かだけど暗くない、絶妙な塩梅の選曲ができたかなと。あたたかく綺麗なメロディーに載った、切なくもほのかなぬくもりと、未来への希望を感じさせる歌詞。《殴り書きのままだった僕の未来までも》など、すこし尖った不穏さすら感じさせる言葉のチョイスも、旬くんに歌ってほしくて。でもそのすぐ後に《とても意味があるような気持ちになる》と続くのが…!!『ゆきのいろ』は本当はライブバージョンの方が遥かにアレンジとして魅力的なのですが、ライブ円盤に付属したCDでしか聴けないのが難点……機会があればぜひ。

 

榊夏来(CV:渡辺紘)/『Sheep~Song for teenage love soldier~』

冒頭から《これで何度になる?言えない言葉は「君が好き」というメジャーな響き》って歌詞を夏来が歌ってるの想像してめちゃくちゃになってしまったので即決。夏来が可愛い~ラブソングを歌ってるの聴きたい…。けっこうハネたテンポで明るい曲だけど、いつもの夏来の等身大な感じで歌ってほしい。これは偶然だけどても 冬が来ても過熱するこの想い》って歌詞もハイジョっぽくてピッタリなんじゃないかと。あと名前も入ってて個人的にお気に入りのチョイスです。

 

若里春名(CV:白井悠介)/『A New Day』

春名は地味に難しかった!5人のなかでは少し大人な一面も出したかったので、他のメンバーとは違い、少し俯瞰で物事を見ているような曲に。だけどメッセージは「自分の人生を信じてみたら、いいこと起こるかもよ?(起こるよ、ではないのがミソ)」というものなので、抱えるものがあってもポジティブな春名に歌ってほしい!

 

伊瀬谷四季(CV:野上翔)/『プリズム』

四季は逆に、曲がありすぎて悩んだ!ポルノの若さや青さ、それを受けて輝く少年性と青春の切なさをテーマにみたいな曲が似合いすぎて。その中で最終的に選んだのが『プリズム』。キラキラと眩しくて、だけど目を逸らしそうになるほど鮮烈な、真っ白な光の中を、憧れに向かって駆け出していくような……そんなこの曲を、四季には歌ってほしい。もう一つ迷ったのは『Please say yes,yes,yes』なんだけど、これも捨てがたいのでアルバムかカップリングにはぜひ入れてほしい(?)。

ちなみに、ハイジョとして歌ってほしいのはハネウマライダーです。似合いすぎ!タオル回したい!

 

神速一魂しんそくいっこん)

紅井朱雀(CV:益山武明)/『2012Spark』

神速は2人ともかなり悩みました!朱雀くんは特に男らしい太い声なので、高いキーもいけるのかどうか色んな音源を聴いて確かめたのですが、自分の想像より伸びやかな歌声をしていると思ったので、『2012Spark』にしてみました。この曲は、フィジカルの子には全員歌ってほしいと思うくらい、泥臭さとスタイリッシュさ、そして人と人との繋がりにおける不器用なあたたかさも感じられる熱い曲です。《あなたに見せる顔が笑ってりゃ 涙など人知れず背中で流せばいい》と歌いつつ、《あぁそんな男になれやしないかなぁ》と続くのが良いんですよね…。

 

黒野玄武(CV:深町寿成)/『ワンモアタイム

玄武くんはかなり高いパートも行けるのではないかという見立てから、ワンモアタイムを選びました。歌詞の中の、誰かのために強くなること、人の優しさに触れたあたたかさ、何かを守りぬくための強い気持ちがこれでもかとストレートに歌われています。強さだけではなく、寂しさも知っている玄武くんだからこそ、この曲を歌ってほしい。

 

Café Parade(カフェパレード)

神谷幸広(CV:狩野翔)/『wataridori

神谷のまろやかで落ち着いた声質が好きなので、それに合う曲を考えました。”世界のどこかに、必ず自分を待っている場所がある”という趣旨の曲なので、世界を放浪し、Café Paradeという場所を見つけ、更にそこを人々の心の拠り所にしたリーダー神谷に歌ってほしい。落ち着いた曲調でメロディーも優しく、そっと癒してくれるようなやわらかさのある曲です。

 

東雲荘一郎(CV:天崎滉平)/『ラビュー・ラビュー』

東雲さんのソロ曲『Piece Montee』の曲の雰囲気が大好きなので、穏やかでかわいい、だけどちょっぴり素直ではない感じのラブソングを選びました。まだ私が彼を掴み切れていないということもあり、難しかった…!もっと合ってるよという曲があれば教えてほしいです。

 

アスラン=ベルゼビュートⅡ世(CV:古川慎)/『ミステーロ』 

これは完全に歌詞先行で考えました。頭サビから《黒いベール 巡礼の列 欠けた月と砂漠の都》ってアスランの口に似合いすぎる文字列が並んでいるので!!曲調も、どこか異国を思わせるポルノお得意のザ・エキゾチックって感じで、一体何を表しているのか、上記のような印象的でやや遠回しな言葉遣いと、意味深な舞台背景でこちらに想像を書きたてるような余白のある曲になっています。《間違いだけで作る可憐なドレス 不実なlaceがきつく締め上げる》とか、深く考えると???って感じだけど文字列がとても美しいので、ぜひアスランに詠唱してほしい。

 

卯月巻緒(CV:児玉卓也)/『エピキュリアン』

《この世界の煌めくものを ボクは放っとけないよ》というフレーズからわかる通り、好きなもの、楽しいことを心から追い求める曲です。巻緒くんのやわらかな雰囲気とは裏腹に、想像以上に大好きなものを追求するケーキマニアなところ、強かな姿、心からケーキが好きなんだなぁと伝わるところがとても好きなので、この曲にしました。いつまでもキラキラした目で幸せそうにケーキをほおばっていてほしい。関係ないけど巻緒くんの一人称「俺」なのたまんないです。

 

水嶋咲(CV:小林大紀)/『星球』

咲ちゃんは、自分の"カワイイ"を追い求める男の子。その特徴的な個性と、小林さんによる咲ちゃんボイスから考えるのはかなり難航しましたが、『星球』はかなり個人的にお気に入りの選曲です。忙しい毎日だけど、たまには素敵なドレスとネイルでうんとオシャレをして、時間を忘れて一緒に最高の時を過ごそうよ!という曲です。アレンジも、どこか浮遊感のある、現実と夢の間のような煌めく感じを、咲ちゃんにたっぷり表現してほしいです。

 

もふもふえん

岡村直央(CV:矢野奨吾)/『見えない世界』

直央くんは、賢くて大人びた一面もありつつまだ子どもなんだなぁという姿を見せるところから、先にも書いたポルノの少年の脆さをはらんだ曲の中から『見えない世界』を選びました。キーも高めなので、歌いやすいのではないかと。臆病でも、こわくても、いつか広い世界に羽ばたける力を持っていると信じて輝いていく直央くんを見ていたいです。

 

橘志狼(CV:古畑恵介)/『電光石火』

志狼くんは、名前から『狼』!といきたいところですが、そういうわけにもいかないので(笑)、どこまでも"カッコいい"を追い求める彼にこの曲を!少し成長した彼のイメージで考えたかもしれない。はっちゃけた曲調と歌詞も相俟って、ステージを縦横無尽に駆け回る志狼くんとの相性も良いのではないかと。ビッグになる俺を見てろよ!というメッセージを託してみました。

 

姫野かのん(CV:村瀬歩)/『ウェンディの薄い文字』

私はどうしても、アイドル達に歌ってもらう時の再現性を考えてしまって、かのんくんの可愛い声でかなり悩んだ結果、変化球なのですが『ウェンディ』にしました。何が変化球なのかというと、この曲はボーカルではなくギターの新藤晴一が歌唱しているのです。しかし!曲のテーマ性「大人になることへの希望と不安、未来を想像することで浮き彫りになる”今”」(この曲は少し難解なので、これはあくまで私の解釈です。)と、かのんくんのことを考えているとこれしかない!という気持ちになりました。

 

S.E.Mセム) ※筆者の担当ユニットです

硲道夫(CV:伊東健人)/『黄昏ロマンス』

道夫さんは、中の人の歌唱力が素晴らしいことは知っているので、どうしても活かしてほしい…!という気持ちがあり迷いましたが、「ラブソングがいいな」と思いついてからはスっと決まりました。プロミで歌っていた『Swing Your Leaves』でヤバくなった人間なので、ヤバくなりたいという私欲があります。でも『黄昏ロマンス』…考えただけで本当に…ヤバくないですか??!?!道夫さんの《君の前では何故こうも ただの男になるんだろうね》ですよ……甘酸っぱさも通り越して、人生の終りをも見据えたような曲ですが、そこに向かうためだけにある”愛”と、少し重めの大感情を持った主人公の気持ちを、道夫さんのまっすぐな声で聴かせてほしいです……。

 

舞田類(CV:榎木淳弥)/『ミュージック・アワー

最初にこの記事を書こうと思ったのは、カバーというテーマで担当のことを考え、この組み合わせを思いついたからでした。自画自賛ですが、Perfectな選曲だと思っています。ラジオDJという、気さくにアドバイスをするお兄さん的な立場、歌詞に入り混じる英語、夏、海、太陽、恋の煌めきと切なさ。ミュージック・アワーの全ての要素が、舞田類という存在にマッチしています。《シンプルな頭で聞けばいいのさ Let's get to your love!》ってもう、言ってほしすぎる。舞田の、難しいことは考えないで、君の気持ちに素直にね!Are you OK?というスタンスともぴったり。どうにかして歌ってもらうことはできませんか??

 

山下次郎(CV:中島ヨシキ)/『Mugen』

次郎は考えれば考えるほど、どの要素を取るか迷いましたが、やっぱり30歳という大人の年齢と甘い声、内面の熱さという、次郎が持つアイドルとしての魅力、オリジリティのあるカッコよさを前面に出してほしくて、『Mugen』を選びました。この曲はソリッドなカッコよさと情熱を併せ持ち、ブラスの効いたサウンドがとてもカッコいいので、あの次郎の声で熱く歌い上げて客席を湧かせてほしい!まほろば〇△』『デザイア』を歌ってもらって、ファンの人に色んな意味でヤバくなってほしい気持ちもありましたが、さすがにアイドルという個性を考えた結果どうなんだ?!と思い、やめました。リアルのアイドルってアダルトな曲歌うんですかね?詳しくないのであまりわからず。

 

THE 虎牙道(ザ こがどう)

※虎牙道の曲は、私にSideMを紹介してくれた先輩P(虎牙道P)の意見をベースに考えました!

大河タケル(CV:寺島淳太)/『オー!リバル』

タケルくんはかなり色々な曲から迷ったのですが、彼の持つ静かな闘志とひたむきに努力する姿、その熱さを想い、この曲にしました。”リバル”とはライバルという意味で、同じユニットの牙崎漣という存在にも掛けています。何度もぶつかり合い、自分の強さ、相手の強さを知ることでどんどん成長していくタケルくんの真っ直ぐな”頂点を目指す”という想いが、クールかつ熱を秘めたボーカルになってくれるだろうなと思います。

 

円城寺道流(CV:濱野大輝)/『スパイス』

先輩Pが言っていたのをそのまま即決で採用しました。良すぎます!!円城寺さんの優しさとかおおらかさを、こっちの方向に持ってくるとは。子どもに話しかけるような優しい口調の歌詞なので(実際そういう曲でもある)、ワガママに振り回されながらも、それと包み込む円城寺さんのあたたかみを表現できる良いカバーになると思いました。

 

牙崎漣(CV:小松昌平)/『オレ、天使

これも先輩Pの選曲の中からチョイスしました。傍若無人なオレ様キャラであるキザキを、こういう形で落とし込むのはいいなと思いました!”天使”が主人公の曲だけど、この曲に出てくるのは、慈愛というよりは人間への憐れみなどが前面に出てきている天使です。少し上から目線でシニカルな歌詞と、キザキの口調もマッチしているのではないかと。キーも高い曲なので、キザキの特徴的なザラついて尖った感じの声も合っていると思います!

 

F-LAGS(フラッグス)

秋月涼(CV:三瓶由布子)/『キング&クイーン』

涼くんは、明るくて爽やかな曲がとっても似合うので、ポルノのそういう系統の曲の中でも、正にそのど真ん中を行くこの曲を。涼くんは”元女装アイドル”としてデビューした異色の経歴があり、『キング&クイーン』はそこともかけてみました。わかりやすい歌詞と解放感のあるメロディーで、みんなに元気を届けてほしいです。

 

兜大吾(CV:浦尾岳大)/『邪険にしないで』

大吾くんは最初別の曲で考えていたけど、途中でもうこれしかない!と思って直球で選びました。何が直球なのかというと、大吾くんは広島出身で、作中でも広島弁を話しますが、ポルノの2人も広島県の”因島”出身で、コテコテの備後弁を使います(そういう意味でも、ポルノファンとして大吾くんは初見で見過ごせない存在でした)。この曲は、広島弁で書かれたラブソングなので、大吾くんにぜひ歌ってほしいです!!

 

九十九一希(CV:比留間俊哉)/『君の愛読書がケルアックだった件』 

変わったタイトルですが、”小説”がキーワードとなる爽やかなラブソングです。物静かでとこか影がありながらも、芯の強い九十九先生の一面も好きなので、伸び伸びとこの曲を歌い上げてほしいです。最後まで迷っていたのが『小説のように』という曲で、こちらはちょっと物語が悲しすぎるかなと思いケルアックにしました。

 

Legenders(レジェンダーズ)

葛之葉雨彦(CV:笠間淳)/『CLUB UNDERWORLD

雨彦さんはかなり迷いました!なぜなら、歌ってほしい曲がありすぎたからです!低音を響かせられる大人の男性枠、なおかつ影のある部分もあり、そういった少し仄暗くてカッコいいポルノの曲を一手に担ってほしすぎて……。迷った結果、アダルティさと危険な香りをまとう『CLUB UNDERWORLDはどうだろう…!と考えました。他には『渦』とか『カメレオン・レンズ』も迷いました。どっちも捨てがたい…!

 

北村想楽(CV:汐谷文康)『空想科学少年』

想楽くんも、曲がありすぎて迷いました。想楽くんの持つ、達観した感じとモラトリアムの中にいる不安定さと、本人の優しい感情の融合みたいな空気感がすごく好きで。鋭さも危うさもあり……という青年期特有の青さを歌った曲が非常に似合うと思うのです。『n.t.』とかも迷ったんですが、『空想科学少年』が一番いいかなと。この曲の歌詞は個人的に新藤晴一の作詞の中でも最高峰の切れ味だと思うので、ぜひ想楽くんに歌ってもらって、切ないような寂しいような、でもカッコいい…という気持ちになりたい。

 

古論クリス(CV:駒田渉)/『海月』

ころんさんは、最初違う曲で考えていたんですが、サイスタのころんさんバースデーのエピソードを見たらもう、やっぱり海だ!!ころんさんには海だよ……となり、即決しました。『海月』は、太古から営みを続ける自然への畏怖のようなものと人間の感情を重ねあわせたような、なんとも不思議な浮遊感のある曲です。低音からグンと上がるサビをどう表現してくれるのか楽しみな曲でもあります。ちなみに、最初に考えていたのは『ヴィンテージ』です。

 

ちなみに、Legendersとして歌ってほしい『光の矢』という曲があります。この曲は『一ノ谷の戦い』をモチーフとして書かれているチャレンジングな曲でもあり、曲そのものも渋くてカッコいいので、歴史繋がりで思いつきました。

 

C-FIRST(クラスファースト)

天峰秀(CV:伊瀬結陸)/『今宵、月が見えずとも

自称”天才”ということで、斜に構えた感じの子かと思ったら意外と聞き分けも良く素直で真面目な好青年だということが判明した天峰くん。しかし年相応な生意気さも持っているため、この曲が似合うのではないかと。曲の主人公の方がヒネているけど、カバーということを考えてあえてこういう青臭い曲を歌ってほしい!曲調も、ポルノの中でも洗練されたクールで切れ味鋭いアレンジの曲なので、天峰くんの持つ雰囲気に合っていると思います。

 

花園百々人(CV:宮崎雅也)/『惑星キミ』

想像より重めのバックボーンを背負っていた百々人くん……。プロデューサーのことが大好きな彼には、彼のふわふわとしたやわらかな声を活かせそうな甘~いラブソングを歌ってもらいたいです。恋する2人の距離を惑星に例えたこの曲は、アレンジもどこか宇宙空間を想起させるような浮遊感のあるものになっており、彼の持つ雰囲気にも合っているのではないかと思います。ぴぃちゃんと一緒に幸せを探そうね……。

 

眉見鋭心(CV:大塚剛央)/『アニマロッサ

既に天然真面目系オモシロ男として人気の高い眉見くん。フィジカル枠に彼が入ってきたことで、曲を選び直した子が何人かいました。そんな眉見くんにはぜひアニマロッサを歌ってほしい。この曲は、スタイリッシュなカッコよさと歌詞の泥臭さが絶妙にマッチしていて、熱いフィジカルの男にぴったりだと思います。尚且つ眉見くんの持つ凛々しさと曲の熱量の兼ね合いがちょうどいいのではないかと。これからも面白いところ見せてくれ。

 

 C-FIRSTはサイスタで登場した新ユニットなので、まだまだわからないことがありますが、今後もっとピンとくる曲があれば更新したいと思います!また、3人にユニットで歌ってほしいのが『IT'S A NEW ERA』という曲です。最近発売された新曲のうちのひとつなのですが、新時代を築くユニットとしてこの曲をカバーしてほしい!

 

非常に長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!!プロデューサーさんには、ポルノに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。逆に、読んでいただいたポルノファンの方がいたら、SideMの曲も本当に素晴らしいものばかりなので、ぜひ聴いてみてください!

おしまい。